キャットフードのオススメ保存容器6選と保存容器の選び方を解説 

小分け保存容器と猫

アフィリエイト広告を利用しています。

「開封後のキャットフードはどうやって保存しているの?」
「ジップ付のドライフードでも、保存容器で保存したほうがいいの?」
「酸化はどうやったら防げるの?」
とお悩みのかたが多いのではないでしょうか?

ドライフードは開封後から酸化がはじまるため、きちんと保存しないと、どんどん酸化がすすんでしまいます。
酸化などで劣化したドライフードは徐々に、においも薄くなり苦味がでてきます。
また劣化したフードを食べさせ続けると、体調も悪くなるためフードの保存には気をつけましょう。

そこでこの記事では、「酸化を遅らせるための保存容器の選び方」や「オススメの保存容器を6つ」紹介しています。 

オススメ保存容器がはやく知りたいかたは、こちらから読んでください。

こちらをクリック

管理人
kiki

ペットフード販売士の資格と、人間の栄養士の資格を持つ動物好きです。
特に猫と猛禽類が大好き。
キャットフードについて発信しているので、フード選びの参考に読んでみてください!

kikiをフォローする

酸化するとドライフードはどうなるのか? 

ドライフードは1度開封してしまうと、酸化を止めることはできません。
なぜならドライフードは、「酸素」と「光」「熱」によって酸化するからです。
そのため酸化を止めることはできませんが、酸化を遅らせることは可能です。

ドライフードが酸化すると、フードのにおいが薄くなったり、味に苦味がでたりするので、食いつきが悪くなる場合があります。
フードを開封して徐々に食いつきが悪くなる場合は、酸化が原因かもしれないので、酸化を遅らせるように保存することがオススメです。 

酸化について詳しく知りたいかたは、こちらの記事も読んでみてください。 

ドライフードの酸化を遅らせる保存容器の選び方 

酸化を遅らせる3条件
  • 酸素にふれる回数を減らす。
  • 光を遮断する。
  • 開封後は密閉保存する。
    真空保存だとなおよい。

ドライフードはパッケージを開封後、酸化がはじまります。

ドライフードの酸化を遅らせるには、次の3条件を満たす保存容器がオススメです。

保存容器をオススメする理由 

ドライフードのパッケージにジップが付いていない場合、クリップなどで留めて保存しているのではないでしょうか。 
しかし、クリップ留めでは密閉保存はできません。 
クリップ留めだと隙間から空気が入り、酸化がすすんでしまいます。 

またパッケージがジップ付でも、密閉容器での保存をオススメします。 
なぜならジップ部分にフードの破片がつき、閉まっていないことがあったり、気づかないうちに袋に穴が開いていたりする場合があるからです。
ジップ付のパッケージでの密閉保存は難しいので、オススメできません。

ドライフードの酸化を遅らせるには小分け保存が最適 

ドライフードを小分けにし、遮光性があって密閉できる容器で保存することが、1番酸化を遅らせることができます。

なぜなら大きい保存容器で保存していると、食事のたびにフタを開けフードが酸素にふれるため、小分け保存より酸化が早くなります。
そのため小分けにして、小さい密閉容器に保存するのが一番最適です。

しかし小分け保存が難しいという場合や、フードの食いつきが最後まで変わらない場合は、大きい密閉容器に袋のまま入れて保存でもいいと思います。

ドライフードの保存容器一覧 

小分け保存容器一覧 

ターンシール
(アンコムン)
バルブ付き
密閉ホーロー
保存容器・中
(無印良品)
キャニスター缶
(澤井珈琲)
Easyレバー
キャニスターM
(ニトリ)
遮光性 ブラック・
ホワイトのみ
高い
高い高いなし
保存状態 真空保存密閉保存
密閉性が高い
密閉保存
密閉性が高い
密閉保存
密閉性が高い
容量 
(ドライフードの
目安量)
1,200ml
(約400g)
1,030ml
(約200~300g)
500g
(約500g)
1,200ml
(約400g)
価格 
2022年10月下旬現在
¥5,390~¥1,290¥854~¥749
オススメ度 
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(1 / 5.0)
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細なし
購入サイト購入サイト
を見る
購入サイト
を見る
購入サイト
を見る
紹介なし
100円均一ショップでは2022年10月上旬現在、遮光性があって密閉保存ができる容器は見つけられませんでした。

大型保存容器一覧 

ペットフード
ストッカー
(シンプル   
ヒューマン)
ドライフード
ストッカー
(GAMMA2)
ペットフード
ストッカー
(山崎実業)
洗えるレバー
キャニスターL
(ニトリ)
遮光性高い 高い フタが透明で
遮光性は
やや劣る
 
なし
保存状態密閉保存
密閉性が高い
密閉保存
密閉性あり
密閉保存
密閉性あり
密閉保存
密閉性が高
容量12.3㎏6.7~36㎏1.5~12㎏4,500ml
価格
2022年10月下旬現在
¥22,000~¥3,982~¥2,530~¥1,490
オススメ度
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(1 / 5.0)
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細なし
購入サイト購入サイト
を見る
購入サイト
を見る
購入サイト
を見る
紹介なし
100円均一ショップ・無印良品では、2022年10月上旬現在、遮光性があって密閉保存ができる、大型保存容器は見つけられませんでした。
大型の真空保存容器をオススメしていないのは、電気を使うため容器があたたかくなってしまうことや、壊れやすいためオススメしていません。

ドライフードの小分け保存にオススメな保存容器3選 

一覧で表示した中で、小分け保存にオススメな保存容器を3つ詳しく紹介します。

ターンシール(アンコムン)ブラック又はホワイト

小分け保存で遮光性があって、真空保存ができる容器はターンシール・ブラックかホワイトくらいだと思います。

価格は高いですが酸化を遅らせるなら、ターンシール・ブラックかホワイトが1番オススメです。

デメリット
  • 価格が高い。
  • 真空状態になったのかわかりづらい。

出典:楽天市場

真空状態の見方
確かに目視ではわかりづらいですが、ダイヤルの横にあるボタンがへこむので、軽くさわれば判別できます。
  • 真空状態にした後、数日放置していたら真空状態ではなくなっている。

出典:楽天市場

真空状態の持続目安
販売店に問い合わせした結果、

数日間フタを開けないのであれば、あらかじめパッキンや容器口の付着物をテープ等で取り除き、ダイヤルがへこんでからも多めに回すことで、約2週間ほどは真空状態が保てるとのことでした。

また、真空状態にしているときは、容器内外の気圧差により、容器内に空気が入ろうとし、微量ではありますが徐々に空気が容器内に侵入してしまいます。
そのため、真空状態を表すボタンがへこんでいても、ダイヤルを回し脱気すれば、真空状態がより保てるとのことです。
オススメポイント
  • ドライフードだと約400g入ります。
  • 遮光タイプはブラックかホワイトのみなので、ブラックかホワイトがオススメ。
  • 密閉保存ではなく、真空保存ができる。 
    そのため、密閉容器より空気が薄い状態で保存できるので、酸化を遅らせられる。
  •  真空にするのにダイヤルを回すだけで、電気を使用しないため経済的。 

真空保存と密閉保存の違い 

真空保存 密閉保存
空気を抜いて保存するため、
閉じたときより空気が薄い状態で保存ができる。 
隙間を閉じて保存するため、
空気量は閉じた状態のまま変わらない。 

ターンシールとエバーロックの違い 

エバーロックという保存容器も、同社から販売されています。 
見た目が同じため、勘違いしているかたがいるようなので、分かりやすくまとめておきました。

性能から見てもドライフードの保存には、ターンシール・ブラックかホワイトがオススメです。 

ターンシールエバーロック
遮光ブラック・ホワイトのみ遮光遮光はない
保存状態真空保存
空気を抜いて保存 するため、
空気が薄い状態で保存
密閉保存
フタを閉じたときの容器内の状態で保存
保存方法保存物は必ず袋に入れてから保存容器に入れる 保存物をそのまま入れてOK

バルブ付き密閉ホーロー保存容器・中(無印良品)

キャニスターではありませんが、ドライフードを保存するには遮光性があって密閉できて、300~500gくらいの量が小分け保存できるなら、どんなものでもかまいません。

無印良品のキャニスターには、遮光性があって密閉できるものがなかったので、無印良品のものでお探しなら、バルブ付き密閉ホーロー保存容器・中がオススメです。

デメリット
  • ホーローは鉄や銅などにガラスコーティングをしているので、衝撃に弱く割れやすい。 
    ヒビが入ったものは、サビの原因になるため使用はオススメできません。
  • 密閉保存のため酸化を遅らせる観点からは、真空保存にはやや劣る。 
オススメポイント 
  • ドライフードだと約200~300g入る。
  • 手ごろな価格で購入できる。
  • 遮光性があり、密閉性が高い。 
  • 無印良品が好きな人にはオススメ。 
バルブ付き密閉ホーロー保存容器 深型・中 無印良品

キャニスター缶(澤井珈琲) 

こちらはコーヒーのキャニスター缶ですが、コーヒーも「酸素」「光」「熱」で酸化するため、ドライフードと保存方法はかわりません。

価格もお手頃なので、小分け保存を試すのにオススメです。

デメリット
  • 水洗いができず、お手入れは消毒液を布に湿らせて拭いてから、乾いた布で必ず拭く。
  • 水分がついた状態で放置すると、サビてしまう。
  • 密閉保存のため酸化を遅らせる観点からは、真空保存にはやや劣る。
オススメポイント
  • ドライフードだと約500g入る。
  • 手ごろな価格で購入できるので、小分け保存を試すのにオススメ。
  • 遮光性があり、密閉保存ができる。
  • 見た目がおしゃれ。 

ドライフード大型保存容器オススメ3選 

一覧で表示した中でオススメの、大型保存容器を3つ詳しく紹介します。

大型の真空保存容器をオススメしていないのは、電気を使うため容器があたたかくなってしまうことや、壊れやすいためオススメしていません。

ペットフードストッカー(シンプルヒューマン) 

価格は高いですが、ステンレス製のため丈夫で密閉性も高く、フタにハンドルロックが付いているので、そのまま置いておいても猫ちゃんがフタを開ける心配がありません。

ドライフードを入れるには大きすぎると感じても、ストックのドライフードや、おやつなどを一緒に保存するのにもオススメなので、置き場所があるのなら、大型保存容器では性能的にも1番オススメです。 

デメリット
  • 価格が高い。 
  • 容器サイズのバリエーションがない。 
  • 大型保存容器のため酸化を遅らせる観点からは、小分け保存にはやや劣る。
オススメポイント
  • ドライフードで約12㎏入る。
  • ステンレス製のため丈夫で、フタにハンドルロックが付いていて、猫ちゃんがフタを開ける心配がない。
  • キャスター付きで移動もらくにできる。
  • 密閉性が高く、におい漏れがしない。 
  • フタ裏に付属の計量メモリ付スコップが収納可能。

ドライフードストッカー(GAMMA2) 

デメリット

フタがスクリュー式のため、開閉が少々めんどう。 

オススメポイント
  • 容器サイズのバリエーションが豊富。
    容量が3.6㎏ ・13.5㎏ ・18㎏ ・22.5㎏ と4サイズある。
  • フタ裏にパッキンが付いているので密閉性がある。
  • フタがスクリュー式のため、猫ちゃんがフタを開ける心配がない。 
  • スコップ付

ペットフードストッカー(山崎実業) 

フタが透明ですが、袋のまま入れて保存がオススメなので、遮光性についてはあまり気にしなくてもよい。

デメリット
  • フタが透明なため、遮光性がやや劣る。
  • フタの開閉が簡単なため、いたずらする猫ちゃんがいる場合は、猫ちゃんのさわれない場所に保管する必要がある。
オススメポイント
  • 容器サイズのバリエーションが豊富。
    容量が1.5㎏ ・3.5㎏ ・4㎏ ・6.5㎏ ・12㎏ と5サイズある。
  • フタ裏にシリコンパッキンが付いているので密閉性がある。 
  • 計量カップ付

保存容器とあわせて使うと酸化をより遅らせるアイテム2選 

小分け保存には、ガスバリヤ袋と乾燥剤。 

大きい密閉容器には乾燥剤を合わせて使うと、より酸化を遅らせられます。 

ガスバリヤ袋に入れて酸化を遅らせよう

ガスバリヤ袋は空気などの気体を通さない、ガスバリア性能をもつ袋です。 

普通の袋は穴があいていなくても、袋の表面から空気が出入りするので、ガスバリヤ袋にいれておけば、より空気にふれるのを防げます。

乾燥剤をいれて湿気を防ごう 

ガスバリヤ袋や密閉容器の中に乾燥剤をいれておけば、空気中の水分を吸収してくれるので、湿気対策になります。 

また乾燥剤にも必要な目安量があり、目安量は保存するものの量の1/20です。
 必要量をいれて保存しましょう。

乾燥剤の目安量計算方法 

例:400gのドライフードの場合 

400÷20=20

400gのドライフードに必要な乾燥剤の目安量は、20gになります。 

1番オススメの保存容器と保存方法 

この記事では、オススメの保存容器を6つご紹介しました。

1番オススメの保存容器は、ターンシール・ブラックかホワイトです。

ターンシール・ブラックかホワイトは、遮光性もあり真空保存ができるので、酸化を1番遅らせることができます。

ターンシールに、ガスバリヤ袋と乾燥剤を一緒に使うことで、さらに酸化を遅らせることができるので、ぜひ試してみてください。

ドライフードを開封後、徐々に食いつきが悪くなってお困りのかたや、ドライフードの酸化を遅らせたい場合には、ターンシール・ブラックかホワイトが1番オススメの保存容器です。

ターンシールの詳細を読んでいないかたは、こちらを読んでみてください。 

kiki
kiki

この記事がお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 

タイトルとURLをコピーしました